2024.07.10
本編映像に乗せて主題歌アーティストsetaが1枚の絵を完成させていく、武桜子監督が演出を手掛けた本作とリンクした世界観で描かれるsetaの主題歌「さよなら僕ら」のミュージックビデオが解禁!
新人賞を獲って以来、描きたいものがわからなくなった漫画家・堀マモル(山下幸輝)。マモルの編集担当・林には「そもそも書く気あるわけ?」と叱責される始末。「何を書いたらいいかわからないんだ」と嘆くマモルに「僕たちのマンガを描かせてあげる」と告げる、突然現れた3人の幽霊、海・樹・愛。setaの懐かしい記憶を呼び起こすようなどこか切ない歌声にのせて、マモルは海・樹・愛のそれぞれの話を漫画に描き上げていくと、心の奥底にしまっていた記憶が蘇ってくるー。そして、大切な幼馴染・春(桃果)と過ごした日々。「教えて君のこと 言いかけたあの言葉も 最後まで聞くから」…春への果たせなかった想いが、setaの歌声にのせて奏でられる。マモルが過ごしてきた大切な人との記憶を温かく包み込むミュージックビデオになっている。
MVでsetaが完成させた絵は実際に本人が手掛けているが、setaは「『堀くんと春ちゃんの河原の絵を描いてほしい』と監督からリクエストがあり、数時間で結構な大きさのキャンパス作品を作りました。堀くんと春ちゃんとの撮影の日々を思い出しながらMVも撮影しました」と振り返る。マモルと春の思い出の場所が描かれた絵にも注目してご覧いただきたい。
3人の幽霊はなぜマモルの前に現れたのか?自分をごまかしながら生きてきたマモルがたどり着いた真実とはー。
小さな奇跡たちが導く真実を、ぜひ劇場で確かめてもらいたい!